【iPhone神アプリ】絶対笑える早稲田大学おもしろ話の評価・評判、口コミ
『絶対笑える早稲田大学おもしろ話』
●まえがき―「早稲田大学の通」の独白
筆者は、西早稲田のエクステンションセンターの上に住んでいるので、極端に言えば、「早稲田大学の中に住んでいる」といってもいい。
筆者は'85年に政経学部経済学科に入学した。志望のきっかけは、中学時代に愛読した江戸川乱歩が、最初期の経済学科の卒業生だったことによる。
以来、在学中は大隈講堂付近の早稲田鶴巻町に住み、'90年に卒業後も、週に1度はワセダの生協食堂で食事をとったり、「早稲田ウィークリー」を学生課にもらいに行ったり、図書館でぶらぶらしていて職員に「不審訊問」されたりしていた。作家の大沢在昌氏に『新宿鮫』というシリーズがあるが、それになぞらえて「早稲田コバンザメ」を自称している。
この本は、'85年以来、14年間、鶴巻町→夏目坂→西早稲田1丁目と角度を変えながらの「コバンザメ暮らし」のスケッチである。なかには幾分かタイムラグがあるかもしれないが、早稲田大学も1つの巨大な生き物である以上、何らかのずれはつきものであると考え、あえて残したエピソードもある。読者の温かい目を請う次第である。
また、
「英語の配点がいくら……」
「人間科学部の小論文のテーマは、オーソドックスなものが多い」
とかいった、入試の情報は巷に山のように溢れている。しかし、
「早稲田も考えてみたいなあ」
と思いはじめた受験生が、じつはいちばん知りたいのは、入試後の暮らしの話ではないかと思うのだ。筆者もそうだったが、これが案外少ない。わずかに「赤本」の中のコラムにのぞけるくらいである。
筆者はこの本を、
「早稲田を受けたいんだけど、どんなところなんですか?」
と相談に来た従兄弟に話してきかせる気持ちで書いた。
話しているうちに、彼の目が輝いてくれればいいと思う。
藤尾 潔
▼目次
1 行事ごよみ折々帖
サブリミナル入学式…お国のためにひとつどう?…不人気サークル勧誘技術向上の法則…ターミネーター2の男…みみっちい季節…自己紹介道…うどんと名門…おざなり先輩…世界最長の仮装行列…ハワイを賭けた戦い…自主的な怒り…早慶戦夜話…愛国者激怒トイレ…霊感少女と百物語野郎…拉致団子…クレープの罠と焼きそば地獄…政治的意図と経済的意図の激突…紫対臙脂対黄…試験友達とダッシュ仲間…留年それぞれの事情…恋愛卒業式
2 散策こぼれノート
貧乏アパートの音の神田川…古本屋七不思議…健康な場所の健康といえない人びと…有名店の並ぶ名のない通り…プラカードの森…恋の墓場ビッグボックス…レモンライムイチゴからできた風景…馬場はフランスではない…さかえ通りの夜の小鳥…花園騒然…早稲田文学ただいま庭を荒らされ中…コンビニ二百三高地…食堂人情紙風船…4年目のコーヒー…お代わりの歴史…やせ男と大盛りと金魚…飯場と女優…ラーメン甲子園…陽だまりの喫茶店…午後のカフェテリア…メカ大隈講堂…野球部ちょっといい話…コンドルとローマ…大隈講堂定点観測…クリントンの七夕…江沢民防衛作戦
3 ワセダ暮らし点描録
ワセダ・トランプ…アナウンス研結婚…合コン暮らし…アホなパブロフの犬…ニセ関西人のドロドロ関西弁…方言戦略…ブルーモスクのヨシダ…紙の上のビール…モルモット君たちの密かな楽しみ…ワセダおしゃれ事情…サークル本業論…サークル楽市楽座…ハリガミ戦争…立て看の運命…ワセダ演劇のいま…空手それぞれの流儀…タカリ交流…伊藤和夫ファンクラブ…サークル怪人M…ワセダモツニスト…『都の西北』六題
4 受験物語あれこれ
知られざるランキング…孤剣…当日人もよう…いやがらせ小論文…ありがた迷惑業者…ワセダ君ワセダ合格…暴論選択肢…最高機密…透明すぎる文章…学校怪談エッセイスト…入試批判批判
5 学業嬉遊曲
仮面浪人ダウト…「東大落ち」ブランド…ダブル学生…ドラク…1問1答2回分だけ…数学非エリートたち…ジョーのカンニング…ワセダ体育授業文化…空中禅問答…格闘技オリンピック…宗教的関節技…地下ボクシング…ワセダ三題ばなし…「自称」超一流…緑の教授…ワセダ英語擁護論…政経学部巨人対阪神…理工学部戦略的分離説
●まえがき―「早稲田大学の通」の独白
筆者は、西早稲田のエクステンションセンターの上に住んでいるので、極端に言えば、「早稲田大学の中に住んでいる」といってもいい。
筆者は'85年に政経学部経済学科に入学した。志望のきっかけは、中学時代に愛読した江戸川乱歩が、最初期の経済学科の卒業生だったことによる。
以来、在学中は大隈講堂付近の早稲田鶴巻町に住み、'90年に卒業後も、週に1度はワセダの生協食堂で食事をとったり、「早稲田ウィークリー」を学生課にもらいに行ったり、図書館でぶらぶらしていて職員に「不審訊問」されたりしていた。作家の大沢在昌氏に『新宿鮫』というシリーズがあるが、それになぞらえて「早稲田コバンザメ」を自称している。
この本は、'85年以来、14年間、鶴巻町→夏目坂→西早稲田1丁目と角度を変えながらの「コバンザメ暮らし」のスケッチである。なかには幾分かタイムラグがあるかもしれないが、早稲田大学も1つの巨大な生き物である以上、何らかのずれはつきものであると考え、あえて残したエピソードもある。読者の温かい目を請う次第である。
また、
「英語の配点がいくら……」
「人間科学部の小論文のテーマは、オーソドックスなものが多い」
とかいった、入試の情報は巷に山のように溢れている。しかし、
「早稲田も考えてみたいなあ」
と思いはじめた受験生が、じつはいちばん知りたいのは、入試後の暮らしの話ではないかと思うのだ。筆者もそうだったが、これが案外少ない。わずかに「赤本」の中のコラムにのぞけるくらいである。
筆者はこの本を、
「早稲田を受けたいんだけど、どんなところなんですか?」
と相談に来た従兄弟に話してきかせる気持ちで書いた。
話しているうちに、彼の目が輝いてくれればいいと思う。
藤尾 潔
▼目次
1 行事ごよみ折々帖
サブリミナル入学式…お国のためにひとつどう?…不人気サークル勧誘技術向上の法則…ターミネーター2の男…みみっちい季節…自己紹介道…うどんと名門…おざなり先輩…世界最長の仮装行列…ハワイを賭けた戦い…自主的な怒り…早慶戦夜話…愛国者激怒トイレ…霊感少女と百物語野郎…拉致団子…クレープの罠と焼きそば地獄…政治的意図と経済的意図の激突…紫対臙脂対黄…試験友達とダッシュ仲間…留年それぞれの事情…恋愛卒業式
2 散策こぼれノート
貧乏アパートの音の神田川…古本屋七不思議…健康な場所の健康といえない人びと…有名店の並ぶ名のない通り…プラカードの森…恋の墓場ビッグボックス…レモンライムイチゴからできた風景…馬場はフランスではない…さかえ通りの夜の小鳥…花園騒然…早稲田文学ただいま庭を荒らされ中…コンビニ二百三高地…食堂人情紙風船…4年目のコーヒー…お代わりの歴史…やせ男と大盛りと金魚…飯場と女優…ラーメン甲子園…陽だまりの喫茶店…午後のカフェテリア…メカ大隈講堂…野球部ちょっといい話…コンドルとローマ…大隈講堂定点観測…クリントンの七夕…江沢民防衛作戦
3 ワセダ暮らし点描録
ワセダ・トランプ…アナウンス研結婚…合コン暮らし…アホなパブロフの犬…ニセ関西人のドロドロ関西弁…方言戦略…ブルーモスクのヨシダ…紙の上のビール…モルモット君たちの密かな楽しみ…ワセダおしゃれ事情…サークル本業論…サークル楽市楽座…ハリガミ戦争…立て看の運命…ワセダ演劇のいま…空手それぞれの流儀…タカリ交流…伊藤和夫ファンクラブ…サークル怪人M…ワセダモツニスト…『都の西北』六題
4 受験物語あれこれ
知られざるランキング…孤剣…当日人もよう…いやがらせ小論文…ありがた迷惑業者…ワセダ君ワセダ合格…暴論選択肢…最高機密…透明すぎる文章…学校怪談エッセイスト…入試批判批判
5 学業嬉遊曲
仮面浪人ダウト…「東大落ち」ブランド…ダブル学生…ドラク…1問1答2回分だけ…数学非エリートたち…ジョーのカンニング…ワセダ体育授業文化…空中禅問答…格闘技オリンピック…宗教的関節技…地下ボクシング…ワセダ三題ばなし…「自称」超一流…緑の教授…ワセダ英語擁護論…政経学部巨人対阪神…理工学部戦略的分離説
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