話を盛りあげる究極の雑学

話を盛りあげる究極の雑学

【iPhone神アプリ】話を盛りあげる究極の雑学の評価・評判、口コミ

話のネタにも、生活の潤滑油にも!
角川学芸出版発行の【話を盛りあげる究極の雑学】がiPhoneアプリで堂々登場!

ランダムに次から次への繰り出される話の面白さ。
言われてみれば納得の話、さわやかな気分になれる話など、580話以上のまさかと思う意外な話を集約!

素朴な疑問・不思議に「何?」「なんで?」「ホント?」と
鋭くメスを入れ、調べつくした『究極の雑学』アプリです。

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※本文抜粋※

【冷たい温泉もあるの?】

温泉というと、高温の湯をイメージすることが多いようです。
でも、実は冷たい水でも温泉と名前がつくものが存在しています。
「温泉」と定める規定は、温泉法という日本だけの法律。
その温泉法によれば、温泉とは地下から湧出する水・水蒸気など、
温泉法で定められている条件を満たしているものを指しています。
その条件とは、湧出時の温度が摂氏25度以上であること、
または温泉法で定める天然物質を規定以上含んでいること。
どちらか一つの条件でも満たされていれば「温泉」として認められるのです。


【一妻多夫制OKの社会って存在する?】

一夫多妻制は全世界に点在していますが、一妻多夫制となると、
歴史的に見ても、ヒマラヤのチベット人、南インドのトーダ族、ポリネシアのマーケサス島民にしかみられません。
一妻多夫婚の背景にあるものは、モラルも何をもぶっとばすその地域に必然な「生活」そのものです。
ヒマラヤのチベット人の場合、適齢期の兄弟が同居している場合は、
放牧など非常に移動性に富む生活スタイルの彼らにとって、
一妻多夫婚は財産の細分化や労働力の分散を防ぐための重要な手段の一つだったのです。
また、トーダ族の場合も兄弟で妻を共有というスタイルですが、同年の若者メンバー数名で共有することもあります。
若者メンバーの妻は、1か月交替で夫の家に出向きます。


【アザラシと鳥からつくる食べ物?】

北極圏では、ビタミン豊富な野菜も果物も栽培できません。
ということで、生活に必要なビタミン類は、生肉から摂取しているのだろうと推測されてきました。
しかし、実は北極圏には、とっておきの食品があるのです。
その食品とは、「キビャック」と呼ばれるもの。
カナダからグリーンランドにかけての地域に住むカナディアン・イヌイットたちの間で食べられている発酵食品です。
「キビャック」とは、肉や内臓を取り除いたアザラシの腹の中に、
アパリアス(コウミスズメ)を羽根がついたまま、まるごと4、50羽ほど詰め込み、
糸で縫い合わせ、それを地面に掘った穴の中に埋めて土をかぶせ、6か月ほど発酵・熟成させたものです。
発酵が終わり、土の中から掘り出すと、アザラシはグシャグシャの状態になっていますが、
腹の中のアパリアスはほぼ原型のまま出てきます。
そのアパリアスの肛門に口をつけ、体液を絞り出すようにして吸い込み、味わいます。

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※本書は角川学芸出版・平成15年4月25日発行「話を盛り上げる究極の雑学」のiPhone/iPadアプリ版です。

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